BCG治療は副作用が大きいと聞いていたので、このブログにも書いてある私の趣旨にも反しますし、どうしようか悩んだのですが・・・
最終的にこの治療法を受けることにしたのですが、その理由を箇条書きにしてみました。
・このブログでも書きましたが、癌になった直後くらいは「癌は痛くないもの」という風に思っていました。
しかし、最近ここにも書いていますが、現在けっこう排尿痛がひどい状態です。(CIS特有なのかもしれませんが)
( ┰_┰) シクシク
おしっこの出終わりに、まるで尿道が切れたか?と思うような、思わず力を入れて体を硬直させて耐えてしまうくらいの痛みがあります。
"/(;-_-) イテテ・・・
そのため、この状態が続くくらいなら、多少副作用があっても治る可能性がそれなりにあるなら受けてみようと思いました。
・私の癌はCIS(上皮内癌)のため、現在の西洋医学ではBCG以外の有効な治療法がないということも理由の一つです。
(抗がん剤はBCGに比べるとかなり効果が小さいそう)
(その他は膀胱全摘ですが、それはさすがに・・・ですし)
前にも書いたように私はすでにTUR-Btもやっていますが、これはあくまでも組織検査がメインの目的だったので、まだまだがん細胞は私の体の中に残っているんですよね。
いくらなんでもこの癌をそのままにして代替療法のみにするというのは、さすがにちょっと違うかなと思いました。
・ネットでいろいろと調べているとBCGの治療法の効果は主に2つあり、一つはBCGにより擬似的に結核性膀胱炎を発症させてその炎症により膀胱内の粘膜を根こそぎ剥ぎ取り、それといっしょに癌も流し出すというものです。
(私の主治医はこちらの見解です。)
私の癌はCISで、幸いにして現状では粘膜層より深くは浸潤していないとのことでしたので、この方法は手術をするよりも効果的(実際には見た目で癌の判断ができないため、手術で癌の部分だけを取り除くことは実質不可能)だと判断したのも理由の一つです。
・BCG治療法の効果のもう一つは、BCGという結核菌を体内に入れることで人間の免疫機能を刺激して、キラー細胞やサイトカインを活性化させることでがん細胞を叩こうということなのですが、これはつまり免疫療法です。
つまり、当初私が期待していて今実際に受けている、丸山ワクチンや自律神経免疫療法と同じ免疫療法なんですよね。
特に、結核菌による免疫療法って丸山ワクチンと同じじゃん!!って思ったんですよね。
(調べると、BCGを点滴で入れる方法もあるそうで、それってまさに丸山ワクチンのぱくり?って思いましたよ ^^;)
・この方法は抗がん剤のように全身的な治療ではなく、局所的な治療というのも理由の一つです。
抗がん剤の治療法だと、吐き気、脱毛、白血球・血小板の減少と全身的な副作用が多いですが、BCG療法では膀胱炎という局所的な副作用だけで済むことです。
まあひどい場合には本当に結核になってしまうこともあるみたいですが・・・
・いろいろな人のブログを読んでいると、たかさんを始めBCG治療で効果のあった人がそれなりにたくさんいたことも理由の一つです。
・後は、妻や母を始めとする家族や親戚と話し合った結果、この治療は受けたほうがいいんじゃない?ということになったことが最後の押しとなりました。
(たかさんのアドバイスもです。)
ということで、本日第一回目のBCG膀胱内注入療法を受けてきましたので、その結果はこの後書いていきたいと思います。
[78回]
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