日本医科大は私の家からそれほど近いわけではないので、2回目は郵送でお願いしようか直接行こうかと悩んでいたのですが、ちょうど今日は休みだし、丸山ワクチン専門の医師との面談も受けてみたいし、ということで再び直接取りに行くことにしました。
家から片道3時間ほどの長旅でしたが、今日は直接行ってよかったです。
今日一番良かったと思ったのが、面談の医師の方が非常に親しみやすく話しやすかったことです。
私の現在の主治医であるH医師は、患者一人一人に親身になってくれるタイプではなく冷静に淡々と治療方針を決定し・・・というタイプで、私はそういうタイプの医師がちょっと苦手だったので、今日はいろいろと話を聞いていただけて癒されました。
o(*^▽^*)o~♪
また、いくつかためになる情報も得ることができました。
一つは痛みのことで、西洋医学での痛み止めは頭痛薬に代表されるような突発的な痛みに対する即効的な痛み止めはあるが排尿痛のような慢性的な痛みは苦手、逆に漢方などの東洋医学はそういう慢性的な痛みが得意、というような話を聞きました。
実際H医師に痛みのことを相談したときも、座薬で痛みを止めることはできるがずっと痛みを止めておくためには座薬を使い続ける必要があり、それを行うのはさすがに副作用が心配との話でした。
なので、よっぽどの痛みじゃなければ座薬を連発するのは避けたほうが良いとの話でした。
今はBCGの副作用が原因の痛みがメインなので、痛みは辛いですがそれほど気にしていません。
ですが、今後BCG治療が終了しても痛みが残るようであれば(実際、私の場合には治療開始前から痛みはあったので)、次は漢方の専門医に相談してみようと思いました。
また、日本医科大には癌専門の漢方医の先生もいらっしゃるという話でした。
もう一つは、今行っているBCG治療が終了しても癌が治らなかった場合には、その後西洋医学での治療はどうしようか?という思いもあり(H医師にはもしBCGで治らなければ膀胱を摘出しましょうと何度も言われていますし・・・ --;)、丸山ワクチン等の免疫療法メインでというのも選択肢の一つと考えていたので、もし日本医科大にお世話になったとしたら丸山ワクチンメインでというのも可能でしょうか?と尋ねてみました。
しかし、その回答は、丸山ワクチンを扱っている免疫科と泌尿器科は診療科目が違うので、泌尿器科の医師がなんと言うかはわからないと言われてしまいました・・・orz
そう言われてみれば、今お世話になっているT大学病院も同じなのですが、日本の病院って縦割りというのでしょうか?他の診療科目との連携ってないですよね・・・
なんたって同じ病院内でも紹介状が必要なくらいですから・・・
医療先進国のアメリカでは外科と内科と心療内科などでチームを組んでがん治療に取り組んでいるとどこかで読んだのですが、そういうのに比べると日本の医療は遅れていますよね・・・
日本の場合には泌尿器科だったら、外科の医師のみで治療にあたりますからね・・・
ということで、もし今後免疫療法一本でやっていこうと決めた場合にも、日本医科大に来てもそれほどメリットがないことがわかりました。
(さすがに丸山ワクチンに反対はしないと思いますが。)
後は、BCG治療も丸山ワクチンも同じ結核菌だが何が違うの?という質問をしてみました。
これに関しては、今回の面談担当医師の考えでは、BCG治療は免疫療法というよりは炎症により粘膜を溶解させて剥離し、それによって癌を流しだす効果を狙ったものという説明でした。
これはH医師と同じ意見ですね。
BCGによる治療は、医師によっては炎症を起こさせることにより免疫機能を活性化させて癌を叩くと言っている人もいますが、これで少なくとも私が聞いた医師二人はこのメカニズムには「No」という答えでした。
次回ワクチンが切れるのは一ヵ月半後ですが、次はどうしようかな~?
場所はちょっと遠いですが、今回好印象だったので次回も直接伺おうかなと今は考えています。
[2回]
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COMMENT
無題
何でも相談できる先生が見つかったのは大収穫でしたね。
やっぱり相性ってあると思います。
全く関係ないですが、父の手術が6月18日に決まりました。一歩前進です。
丸山ワクチン
丸山ワクチン効く人には劇的に効く
らしいです。UBCさんに効くとよいですね。
私も興味があるんですが、近くに打ってくれる病院がないという事と、めまいがして遠くの病院に行くのは夫の付き添いが必要という事で断念しています。
追記
いつぞやは血尿の事で
コメントありがとうございました。
薬もらって、再検査したら血尿は消えていました。医師の診断では膀胱炎という事です。