以前書いた
こちらの記事で、Sクリニックでの初回面談時に遺伝子検査を行ったと書きましたが、今日はその結果を聞くことができました。
ですが・・・
保険が利かないために約10万円も出して検査をした割には、私には今回の結果の内容はいまいちでした・・・
今回の結果の要点を説明しますと、
まず最初に、がん患者は濃度が高い傾向があると言われている「Free DNA」の結果ですが、Free DNA濃度が25ng/ml以上ある方の8割はがんがあると言われているらしいのですが、この値が私の場合には【15.5ng/ml】と正常値でした。
続いて、がん関連遺伝子の発現解析の結果ですが、膀胱癌の患者は「E2F3」「hCGβ」「hTERT」「Survivin」「MUC-7」の値が高いらしいのですが、私はこれら5つの値はどれも正常値でした。
ですが、このがん関連遺伝子に関しては、白血病、胃がん、大腸がんに多く見られる「c-kit」、大腸がん、肺がんに多く見られる「COX-2」、肝臓がん、メラノーマに多く見られる「GPC3」の値がボーダーゾーンと呼ばれる正常値と異常値との境目あたりの値を示していました。
といっても、どれも異常値というほどではないため、検査の誤差範囲なのかもしれません。
本来ならば、検査を定期的に何度か行って正常か異常かを見分けるのだと思うのですが、さすがに一回10万円程度かかるのだと私のような貧乏人には何度も繰り返しというのはちょっと・・・
今回の結果は良いほうに考えれば、私は現在癌が確定していますが、これはそれほど重症というほどではなく、今後の生活改善などによって治るレベルなのかなと思います。
ただ、元々この検査を受けた目的は、経過がわかりにくい癌の治療に対して現在の状況を把握する一つの指針としようと考えていたので、そういう意味ではこの検査結果はあまり役にたたなそうです。
(癌があるという結果が得られなかったので)
どこかで読んだ話に、腫瘍マーカーも絶対値自身はそれほどあてにならないと書いてありましたが、この遺伝子検査もおそらくこれとあまり変わらないんでしょうね。
本来の使い方は、絶対値というよりは定期的に検査した相対値で考えるべきなんでしょうね。
う~ん、そうなると今後どうするべきか悩みます・・・
[3回]
PR
COMMENT