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太陽光発電とときどき膀胱癌

2010年3月に膀胱癌発覚、2011年3月に太陽光発電設置、そんなUBCの日記です。

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手術日の様子

 私はもともと旅行とかに行って普段と違う状況になると寝れないのですが(遠足前日には寝れない子供でしたw)、昨日の夜も寝ては起きてで数時間しか寝れませんでした。

 そして迎えた3月30日の手術日の様子です。


 ちなみに、夜は21時消灯(ベッドサイドの電気は付けても可)、朝は6時起床でした。

 昨日の夜21時からは飲食禁止だったので、今朝の朝食も私は抜きです。

 普段からどちらかというと少食の私はご飯抜きは全然OKなのですが、喉は渇きました・・・
 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・


 その後、朝の外来の前でしょうか、H医師が上司のM医師とともに挨拶に来ました。

 M医師は実はこの病院の副医院長で、見た目もすごく人の良さそうなおじちゃんという感じだったので、ちょっと安心しました(^^;


 その後は、8時くらいに看護師さんに浣腸をしていただきました。


 そうそう、心境の変化なのですが、もう検査等でパンツを脱ぐのに恥ずかしさはほとんどなくなりました(^^;

 泌尿器にかかっているので、ほぼ毎回のごとく下半身を露出しているので、さすがに慣れてきました。

 な~んて書きましたが、実はさすがに慣れるってことは実際にはやっぱりなく(^^; 、ただ恥ずかしがって相手に迷惑をかけることが申し訳なくてすぱっと脱ぐのに躊躇しなくなったというのが正直なところですね。


 そして、浣腸の話に戻ります。

 私浣腸の記憶ってないんですよね。

 幼いころにやったとは思うのですが、もう記憶の彼方にいっちゃうほど昔の話です。

 そんなだったので、携帯からも書きましたが、看護師さんから

「浣腸を入れてから少なくとも2、3分は我慢してくださいね~」

 という言葉に、気軽に

「は~い♪」

 と答えたのですが、ところがどっこいw 実際にはトイレに座ってから1分ももたなかったです。
 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 まあでも、とりあえず目的のものは出たのでよしとしましょうw


 ただ、携帯にも書きましたが、ちょっと血が出ていたのが気になるところだったんですよね・・・

 まあおそらくお尻が切れただけ(私けっこう切れやすいほうなので ^^;)だと思うので、看護師さんにも報告したのですがとりあえずは様子を見ましょうということになりました。


 がん患者になると、こういうちょっとしたことが『もしかして転移?』と不安になるんです・・・


 その後は9時くらいからこの後の手術に向けて点滴のルートを確保して、まずは栄養剤を入れました。


 手術予定は13時からなので、12時には手術着に着替えます。

 手術のときってT字帯というのをパンツの代わりに身に着けるのですが、これってふんどしみたいでちょっとおもしろいですw

 後は、下半身麻酔をした後はずっと足の感覚がないので、足がむくみやすくエコノミークラス症候群みたいになってしまうこともあるそうで、その対策のために矯正下着みたいな締め付けの強いストッキングを身に着けました。(太ももくらいまでのストッキングです。)


 前の手術が押しているみたいで、私の手術時刻は14時開始になりました。


 さあ手術開始です。

 私は普通に歩けるので、手術室までは普通に歩いて行きます。
(ドラマみたいにストレッチャーで手術室にシャーっと入っていくのをイメージしていたんだけどな~w)

 中に入って手術台の上に横になり、早速下半身麻酔となります。

 麻酔の注射は痛いと聞いていたのでけっこうびくびくしていたのですが、普通の注射よりは痛いもののそれほど激痛ということはありませんでした。

 ただ、注射針を刺したときよりも、液が注入されるときの圧迫に似た痛さのほうが大きかったかも。
(って皆が痛いと言っているのはこれのことか?)


 その後は、みなさん慌しく準備をしていきます。

 私の心の中では、『みんな落ち着いてゆっくり確実にやろうよ~(^^;』と思っていましたが・・・

 途中、私の位置を少し変える必要が出てきて、皆で抱えてもらって移動したのですが、そのときには点滴の管の長さが足りなくて点滴の針が引っ張られちゃってすごく痛かったし・・・
 ムカ・・・(-_-メ)

 『だから落ち着いて一つ一つ確認してからやろうよって思ったのに!!』って思いましたが、声には出しませんでした。
 (〃∇〃) てれっ☆


 そして麻酔の様子ですが、最初は足がほかほかしてくる感じがして、その後は正座したときに痺れが切れる感じになり、だんだんと感覚が鈍くなるという変化でした。

 麻酔科医の方は、アルコールを浸した脱脂綿で両腰の辺りを触れて、

 「この辺は冷たいと感じますか? 左右はどちらが冷たいと感じますか?」

 という質問で、麻酔がどこまで効いているかを確認していました。

 私の場合は、若干右足側の効きが遅かったみたいで、右腰が最後まで冷たさを感じました。


 そんなときちょっと焦ったのが、まだ右腰に冷たさを感じているのに、すでにちんちんに内視鏡の棒を突っ込もうとしていたらしく、麻酔科医が慌てて「ちょっと待って!!」と止めていたのを見てびびりましたよ。
 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・


 麻酔が不思議だったのは、まず最初に痛さとか冷たさとかを感じる部分が麻痺するんですね。

 上に書いた、脱脂綿で冷たいと感じない状態でも、触られている感覚はありました。
(かなり不思議な感覚です。)

 また、そのときにも足はまだ少し動きました。


 さて、そんな状態でスタートしたのですが、腰や足先は触れられているのをまだ感じるくらいだったのですが、すでにちんちんはまったく何も感じない状態だったみたいです。

 なんたって、映像が最初に表れたときに、『えっ!?いつの間に内視鏡入れたの?』って思うくらい何も感じなったんですもの。
(今回は今までのファイバーとは違い、金属の筒だったのにも関わらずです。)


 ここまで読んでわかると思いますが、下半身は麻酔で痛みを感じない状態なのですが、意識もあるし頭はクリアな状態です。

 私は初めての経験なのですが、かなり不思議な気分ですよね。

 ただ、困ったのは医師達の会話も全部聞こえるんですよね・・・
 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・


 特に不安だったのが、内視鏡を入れた直後の会話・・・

 「これは(膀胱内)全面出血気味だね。 こりゃ全摘だな。」

 なんて言うじゃないですか!!

 これを聞いて私は、

 『(◎_◎) ン? ん~!! もう膀胱全摘決定なの!?』

 と、一瞬超焦ったのですが、どうやらそういう意味ではなく、膀胱内すべてに癌の可能性があるので、今日の目的である生検は膀胱内全域で行いましょうという意味だったらしいです。
 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 いや~、ほんと焦りましたよ。

 その後は、その言葉通り、全部で膀胱内12箇所の生検を行い、その他は事前説明であったように両腎盂内を生食で洗った液を採取しました(細胞診用)。


 手術はこれにて終了で、最後にストレッチャーに載せられたときにはもう足の感覚はまったくありませんでした。
(ここまで待ってから手術してくれれば、麻酔に関しては焦らずに済んだのにぃ~と思ったのは内緒にしておきましたw)


 時間的には、私的には今回はすべてが初めて尽くしでというのもありあっという間の出来事だったのですが、手術室に入ってから出るまでの時間で1時間ちょいかかっていました。


 長くなりすぎたので、もう一段階分けます(^^;

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HN:
 UBC
HNの由来:
 Urinary Bladder Cancer
性別:
 男
誕生年:
 1972年
膀胱癌発覚:
 2010年3月10日

若い人の膀胱癌は発症頻度が低いらしいです。
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