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太陽光発電とときどき膀胱癌

2010年3月に膀胱癌発覚、2011年3月に太陽光発電設置、そんなUBCの日記です。

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病院による違い

 ブログに書いてきましたので昔からの読者の方はご存知だと思いますが、私は3月末にT大学病院でTUR-Btの手術を行い、今月はS病院へ転院してTUR-Btを行いました。

 方や癌があるのが確実の状態でのTUR-Btで、方や癌はもうなくなったんじゃないか?という状態でのTUR-Btと細かい背景は違いますが、同じTUR-Btという手術を2つの病院で受けたのでその違いを書いてみたいと思います。

 皆さんが治療を受けている病院はこれら2つの病院とはまた違うと思いますが、病院によってこんな違いがあるんだなくらいに思って読んでいただけたらと思います。

 ちなみに、今回書く内容には主治医の好みとかそういうのは出来るだけ排除して、病院のシステムに注目して書いてみようかなと思っています。


<手術前>
 思い返せば、実は両方の病院ともに手術のための転院を行って、初診を行った時点で手術決定という流れでした。

 T大学病院の場合は手術日程の関係で系列の大学病院への転院でしたが、S病院の場合は前の主治医と相性が合わなくての転院と理由は全然違いましたけどね・・・
 (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 T大学病院のときは、初診時に術前説明を受けて、術前検査を行い、次の来院はもう入院でした。

 しかしS病院の時には、初診時に術前検査を行ったのは同じですが、入院前にもう一度外来があり、そこで術前説明と先日の術前検査の結果を教えてもらいました。

 忙しい方は一回にまとめてくれたほうがありがたいと考える人もいるとおもいますので、このあたりは賛否両論あると思いますが、私はS病院のシステムのほうが嬉しかったです。

 T大学病院のときはこの術前検査の結果の報告も特になしでしたから・・・


<術前検査>
 両方の病院で共通していたのは、心電図、胸、及び、下腹部のレントゲン、血液検査、尿検査でした。

 S病院ではこれにプラスして、血液凝固時間の検査と肺活量の検査を行いました。

 多ければいいってものじゃないかもしれませんが、出血の際の血液凝固状態を調べる検査と、手術時の全身麻酔を考えての肺活量の検査を行ってくれたS病院のほうが好感が持てました。


<入院時の説明>
 このブログにも書いているように、私は現在プチ食事療法として肉類と卵と乳製品は控えめにしています。

 入院する際のアンケート?のような記入用紙にはそのようなことを書いたのですが、S病院は華麗にスルーされましたが、T大学病院はきちんと内容を聞いてくれました。

 このあたりはT大学病院のほうがすばらしいと思いました。


<各担当医師の説明>
 T大学病院のときは麻酔科の医師の説明だけでしたが、S病院では麻酔科に加えて薬剤師の説明もありました。

 説明内容に関しては、どちらもわかりやすく詳しい説明で良かったです。


<麻酔方法>
 T大学病院ではこちらに選択権なく脊髄麻酔でしたが、S病院の場合には全身麻酔と脊髄麻酔のどちらを選んでもいいよとのことでした。

 これはどちらがよいかはわからないですが、どんなことでも患者側に選択肢があるのは私は嬉しいと思うほうです。


<入院中の採尿>
 T大学病院では手術後のみの採尿でしたが、S病院では入院直後から採尿を行いました。

 また、T大学病院では採尿は1回1回カップに入れてから看護師さんのチェックをしてもらう方式でしたが、S病院では2Lくらいの瓶に入れておく方式(おそらく後ほどチェックしている?)でした。

 術後は頻尿気味だし、看護師さんは忙しそうだし、1回1回呼ぶのは大変だったので、システム的にはS病院のほうが良かったですが、T大学病院では「まだ赤いから心配ですね」とか「色が薄くなってきましたね」とかの声をかけてくれるのは嬉しかったです。
 S病院では、瓶の尿を処分した後も特に何も言葉はありませんでしたから。


 ちょっと長くなったので、とりあえずここまでで第一弾とします。

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病院や主治医

連続でコメントします(^^;
2度目の手術お疲れ様でした!
また、今回の病院は良さそうですね!
記事の通り、主治医によって考え方が違うくらいですから、病院が変わると方針やコンプライアンスなんか全然違いますよね・・・。
私は、仕事で病院や研究所に出入りするので病院の評判やカラーを耳にする機会が多いです。あの病院はあの分野に強い云々・・。
国立や私立の大学病院は、各分野の学会基準で治療を行っているのが見れ取れますよね。
BCG治療中なんか、マニュアル通りの作業と受け答え。。極端に言えば、殆どの病院はサービス業のマニュアル通りと変わらない印象です、だから結局、大きな手術以外なら有名無名は関係ないかなと思ってます。(病気の発見は別ですが)
記事の説明、検査、採尿等々 ひとつひとつの事に本当は意味があるのでしょうが、人手不足や方針でかなり内容は変わってくると思います。
最近、UBCさんの様に民間や市立病院の方が、先生達も縛りが無くて ある程度患者の意思を尊重した治療が出来てよいのかな?と思い始めてます。
個人的に日本は癌や免疫治療に関しては後進国と思ってます。病院も民間の外資系企業みたいに国内に入ってこれるようにならないですかね?そうすればこの病気は、あの国の方針の治療をしたいからあの病院に行こう!とか選べますから。

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HN:
 UBC
HNの由来:
 Urinary Bladder Cancer
性別:
 男
誕生年:
 1972年
膀胱癌発覚:
 2010年3月10日

若い人の膀胱癌は発症頻度が低いらしいです。
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